ヘリノックスのビーチチェアが欲しくて欲しくて、思い悩む日々。
うむ。やはりカッコいい。
妻とのダイエット勝負になんとか勝利し、2万円相当の商品を買う権利は得た。
しかし、椅子一つに2万円強というのはやはり腰が引ける(私の欲しい柄は迷彩だったため、少し値が張る)。
一方で、折りたたみ可能なハイバックローチェアはヘリノックスのビーチチェア一択というのが現状だ。(だからこその価値だろうし正当な対価だとも思う)
一石四鳥計画
考えに考え、出した結論はこうだ。
椅子だけでなく、スキル(パイプ切断)も獲得する。
そして、浮いた資金でクーラバックを新調し、欲しかったUCOランタンまでをもゲットしてしまおう。
これで一石四鳥。我ながら名案。ワクワクが止まらない。
準備するもの
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- ハイバックチェア(今回はポンコタンという中華メーカー製)
- パイプカッター(切断能力〜32mm)
- メジャー
- ゴムテープ
- 油性ペン
- ペンチ(あれば)
価格:3,980円 |
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私が購入した時は、チェアが4千円程度。パイプカッターが1千円程度だったので、すべて合わせても約5千円。
ヘリノックスのビーチチェアは2万円なので4回失敗してもチャラですな。
そう思うと気持ちが楽になってきた。
早速、作業を始めよう。
1. パーツを分解します。
まず脚の根本のパーツを取ります。糊付けされているので固いときがありますが、ペンチなどを活用してグリグリと外していきます。
根気強く作業すれば必ず外せます。
2. パイプをカットする位置を決めていきます。
着色テープを巻いた上からサインペンでカットする長さに印をつけていきます。
今回は各13cm分をカットすることにしました。
3. パイプをカットします。
ついにパイプカッターで切断。
いよいよ後戻りできない感じにゾクゾクします。
全部切るとこんな感じ。ゴムがだらけて格好悪いですね。
切断したパイプの長さはほぼ同じ。初心者にしては上手くいったんではないでしょうか。
バランスが崩れていないことを祈ります。
4. ゴムの長さを調節します。
写真のようにゴムの先端は玉結びで固定されています。
パイプを切断した長さ分を短くして(13cm×両端=26cm分)、玉結びをし直します。
余ったゴムはエイヤッと切ってしまいましょう。
5. パーツを元に戻して完成。
外しておいた根本のパーツを元に戻せば完成です。以下、Before→After。
かなり低くなったことがお分かり頂けるかと思います。
作業時間は子どもに邪魔された時間も含めて1.5時間程度でした。集中できれば1時間かからないと思います。
座り心地 → 超快適◎
最高です。イメージ通りの快適さ。
リビングに置いて日常生活でも使いたいぐらい。
気になる点 → (座っていない時に)倒れやすくなった△
元々、枕部分のある後ろ側に重心が寄っていますが、脚が短くなった分、支える力が弱くなり、後ろ側に倒れやすくなりました。
座っているときは自重があるので、頭を預けても倒れるということはありませんが、勢いよく立ち上がると、空っぽの椅子が揺られた勢いで後ろ側に倒れることがあります。
椅子をあけるときは、以下の対策をして置くほうが安心です。
✓ペットボトルなど、なにか荷物を置いておく。
✓椅子のサイドポケットに重みのあるものを入れておく。
✓簡単にペグダウンする。(下記ご参考)
(お役立ちリンク)
キャンプが10倍快適に! 知っておくと絶対に役立つキャンプの裏ワザ。
総合評価 → 最高☆☆☆
思った以上に簡単で、思った以上に上手くいきました。
5千円×1時間程度でこの快適さが得られるなら、かなりコスパは良いと思います。
少しでもロースタイルの方の参考になれば幸いです。※
ガシガシ使って楽しむぞー。
※改造すると製品保証は受けられなくなるのであくまで自己責任です。
おしまい
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