漂うマカオ旅

家族

2024年9月の中秋節休みは初めてマカオへ。

マカオは中国といいつつ、

「出入国手続きアリ」、「現地通貨(パタカ or 香港ドル)が必要」、「DIDI使えない」

という情報を耳にしていたので、これまで少し敬遠してきました。(めんどくさそう)

とはいえ、広州に住みながらマカオ未経験はモグリだろうと一念発起してレッツゴー。

お金や交通情報

観光情報はプロの方々にお任せして、駐在員や家族連れ向けの備忘録をいくつか。

・バス支払い時のマカオパスは一人につき1枚必要(同行者分をまとめて払うことはできない)

※130パタカ/枚なので、家族全員分のマカオパスを作ってもバスだけでは到底使いきれない

・現地ATMでのパタカ、香港ドルの引き出しはできなかった(クレジットカード、ユニオンペイともに。原因は不明)

・タクシーは人民元(現金)でも支払える。人民元(現金)可のローカル店も多い

※1パタカ=1元=1香港ドルなので、換金するよりはレートが悪い(逆にお店にとっては嬉しい)

・クレジットカードが使えなくても中国銀行のデビット支払いが大体できる

・GoogleマップのGPSがそれなりにズレる(中国携帯だから?)

・路線バスは便利だけど、ルートがちょっと複雑(方向音痴にとっては特に)

※各ルートを回送しているわけではなく、終点でしっかり降ろされる

・広州花園ホテル発マカオ行きのバスはwechatのミニプログラムで予約可。往復で110元/人。

※子ども分の予約がうまくいかないなーと悩んでいたら、「6歳以上は大人料金」と注釈があった。

家族4人の二泊三日で、パタカは事前に換金した1,000元分(約2万円)のみ使用。あとは手持ちの人民元と中国銀行のユニオンペイで乗り切りました。クレジットカード利用はホテルのデポジット支払い時のみ。

レートさえ気にしなければ、香港ドルか人民元をしっかり持っていけばひとまず安心でしょう(個人的に換金する手間が好きではない)。

バス移動時は、自分だけマカオパス&家族3人は20パタカ札で支払い(お釣りは出てこない)。
20パタカ札がないときは、人民元支払いでタクシー移動。

誤った路線バスに乗り続けてマカオ島からタイパ島をグルグル漂うことになり、高級ホテル群を眺めながら終点のフェリー乗り場に降り立ったのがダイジェスト。運転手さんも「コイツらいつまで乗ってんだ」と苦笑してました。

トラベル中のトラブルは彩りに変わる。

 

マカオのご飯

暴走○○、爆走○○と名付けられたラーメンの味付けは意外にあっさり。チキンライスは安定感抜群。
アイスコーヒーも結構いけるので食後のお共にどうぞ。

越潮面馆(葡京店)

フワフワぱりぱりの生地が特徴的なエッグタルト。タイミングよく買えたあとの行列がすごかった。

八目烘焙 bamu bakery


隣の高級料理店と間違えて並んで入ったポルトガル料理店。手頃な値段で色々な料理を試せる。
海鮮泡飯のおいしさに感動した。もう一度食べたい。(食べかけの写真で魅力半減)

妈阁铭记澳葡美食


ブログの口コミをみて訪問したバーガーカフェ(?)。完全に見た目どおりの味付けで笑った。リピートはないけど良い思い出。

马轮咖啡饼店

金马轮咖啡饼店の少し奥にある家庭的なポルトガル料理屋さん。日本、タイ、インドのカレーとは少し異なる風味のカレーが印象的でおいしかった。米粉のスープは疲れた胃になじむ優しい味でホッとした。

金福龙葡式牛扒茶餐厅(大三巴店)

食後のデザートに牛乳プリン。名物なだけあってシンプルにとても美味しい。かなりオススメ。

义顺牛奶公司(新马路老店)

チェーン店のファーストフード店。朝はお米のメニューがないので要注意。
ツナ入りカレーオムヌードルのB級グルメ感が際立つ。しかしウマい。一度は立ち寄る価値あり。

世记咖啡快餐(南湾店)

 

ホテル

子どもたちが好きな二段ベットの部屋を予約。

YOHO金銀島酒店 (カジノ リスボアの正面)

上段の取り合いでケンカしたり、仲良く動画を見たり。

チェックインが18時まで待たされたのは減点。プールからの景色が良かったので許してあげよう。

ベランダからはマカオのシンボル「グランド リスボア」がちらり。

 

街並み

前情報のとおり、中国とポルトガルの異国情緒が混ざった独特の街並みでした。

中国本土より道幅は狭いものの、道路が綺麗に整備されているので歩きやすい。(横暴な電動バイクが走っていないだけですごい安心感がある)

(少し失礼な言い方をすると)中国の雑で粗い造りが削られて、全体的に小綺麗になった感じ。治安もいいので、本土は少し抵抗あるけど中国文化に触れてみたい、という方には入り口としてちょうど良いと思います。

まとめ

カジノをするわけでもないので、マカオという場所にそれほど期待していたわけではなく、ポルトガル料理へのハードルを上げていなかったこともあって、良い意味での裏切りがたくさんありました。

小さい島に開拓しがいのありそうなエリアが散在しており、たくさんのリピーターがいることにも納得です。

また機会があれば、(慣れた顔をして)気分転換にフラッと小旅行に行ってみたい。

バンコクに酔う
2024年の春節休暇はタイのバンコクへ家族旅行に行きました。駐在地である中国を除けば、家族で訪れる初めての海外旅行。(広州から行ったので、実際には海外ではなく陸続き)

 

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