バンコクに酔う

家族

2024年の春節休暇はタイのバンコクへ家族旅行に行きました。

駐在地である中国を除けば、家族で行く初めての海外旅行です。(広州から行ったので、実際には海外ではなく陸続き)

今回ははじめて深圳空港を利用。家からはタクシーで1.5時間強。
渋滞を警戒して早めに出発すると車はスルスルと進み、フライトの2時間半前にはイミグレを通過できました。
立派な空港だから食事処も豊富だろう、という期待はあっさり裏切られます。選択肢が少ないお店の中からラーメン屋を選択し、出発までの時間をダラダラと過ごしたものの、結局フライトが遅れて3時間は待つことに。

小さな機体に揺られ、2時間半の短いフライトを過ごす。娘は立派な作品を仕上げました。

スワンナプーム空港では、初めてGrabを利用し、手こずりながらも何とかタクシーの運転手と合流。
空港からスクンビットのホテルまでは早くもバンコクの渋滞を味わいます。約5年ぶりのタイですが、渋滞いはひどくなったような。。

初日の夜は、タイに駐在している同期に教えてもらったタイ料理屋を訪問(タリンプリン)。

うまいうまいと妻と私は舌鼓を打ち鳴らす。息子は安定して何でも食べ、娘はここでもジュースとデザートをロックオン。移動ばかりで少し疲れたかな。

店内の雰囲気は良いものの、スーツを来た日本人がチト多すぎます。本当にフォーマルな時以外は、スーツやめませんかねぇ。

レストランから大通りまではトゥクトゥクで送ってくれます。
家族みんなでワイワイと、タイの夜風が気持ちいい。

ホテルは駅から少し離れた分、広い部屋をとりました。部屋のテレビでYouTubeが見れて子どものテンション爆上がり。中国では自由にYouTubeが見られないので、こういう小さな変化が幸せに転じてくれます。

 

2日目は、初めて現地ツアーに申し込みました。

朝6時から予定がパンパン。ホテルの朝食は6時からですがフライング気味に食べさせてもらい、パタパタと出発。

メークロン線路市場  :雰囲気良し。魚の匂い強め。鉄道の迫力すごい
⚫︎ココナッツファーム  :ココナッツ砂糖はおいしい
⚫︎ダムヌン水上マーケット:ボートの飲食楽しい。お土産高すぎ
⚫︎ホテルでビュッフェ  :ラーメンとトムヤンクンが旨い
⚫︎アユタヤ遺跡     :厳か。時間帯として暑すぎた。
⚫︎ゾウ乗り       :楽しいけど時間短い。長く乗っても良かった
⚫︎寺院巡り×3カ所    :それぞれ趣が違って良い

朝6時にホテルを出発し、サイアム駅に戻ったのは19時半。
大きな車を貸し切ってくれるので移動は楽ですが、さすがに後半の寺院巡り×3カ所は気合で乗り切った感じ(笑)

妻も子どもたちも、終始ご機嫌で過ごしてくれてことに心から感謝です。

夜はコカレストランでタイスキを食します。これまた旨いやつ。
コンビニでアイスを買ってエネルギーを補充し、レストランからホテルまで30分ほど歩いて帰ることに。歩数は42,000歩を突破!

どちらが良いCM作りができるか、息子と勝負しながら帰りました。
「今日は3バーツぽっきりよ~!!トゥクトゥク~♪!!」

 

3日目は、終日フリータイムです。

駅近くの輸入スーパーでお菓子を買い、少し電車に乗って移動。

「Next station is なぁ~なぁ~」のアナウンスにツボる家族。
「Next station is あ~そぉ~」もジワる。

お昼ご飯は、有名なカニカレー(プーパッポンカレー)。うんまい。朝食を食べ過ぎたことを少し悔やむ。もっと爆食したかった。

川沿いのナイトマーケットまでタクシー移動するもお店が開いてなく、眠気と暑さで息子の機嫌が悪化したので、一旦ホテルに戻ることに。

折角のフリータイムなので、子どもたちをホテルに残して妻と二人でホテル近辺を散策がてら、地元の大型スーパーに向かいます。

夫婦ふたりきりでドローカルの路地をのんびりと散歩。とても楽しい。

スーパーでは勲章だらけの偉そうな軍人さんがテレビカメラと20人ぐらいの付き人たちに囲まれながら闊歩していました。

地元の大型スーパーは現地の生活を肌で感じられるので大好きな場所です。
お土産なんかはもう全部ここでいい。

妻のタイパンツ、子どものセットアップ、タイのスナック菓子などを買い込んで、ホテルに戻ると子どもたちの機嫌も直っていました。親にとって一番の活力は子どもたちの笑顔。

夜はナイトマーケットで、お土産がてらに子どもたちのパジャマを買い、薄暗いローカル飯屋で食事。少し胃が疲れていたので、軽めにあっさりと。

どんな料理も味が良くて安いからタイはたまらない。

最終日の夜は早めにホテルに戻り、YouTubeやスマホゲームを貪りながら各自のんびりと過ごしました。

 

帰国日当日は、ホテルで朝食を取り、チェックアウトまでゆったりしてから最後のランチに向かいます。途中、チャイナタウン街をタクシーで通り過ぎる。一瞬、広州に戻ったかのような錯覚。

目当てのお店は満席で入れなかったけど、運よく隣のお店に入れて結果オーライ。このお店からもワットアルンの遺跡を眺めることができ、料理も美味しかったので大満足でした。暑すぎたのでひたすらコーラを頼みまくる。

食事中にスコールが降ってきて、そういえば3日間で一度も雨に降られなかったことに気づく。タイの神様ありがとう。

いざスワンナプーム空港に戻ろうとGrabを呼ぶと、クレジットカードが無効になっているとのエラーが。。

普段と違う場所でのカード利用に楽天さんが気を利かせてカード機能を停止したのが原因でした。電話一本で解除できるものの、登録している電話番号は日本の両親の自宅番号。。(日本の携帯は解約したため)妻のカードとGrabアプリでタクシーを呼んで、ことなきを得ました。

広州に戻ると吹く風の涼しさが気持ちいい。でもすでにタイの熱気が少し恋しくなる。

家族でタイに行くのは、一つの目標であり、小さな夢だった。

小さな夢が叶ったことに少し酔いながら、アパートのベッドに潜り込んだのでした。

「それなり」で済ませない
国慶節に家族旅行で北京に行ってきました。思ったよりも気温が低く、思ったよりも人混みは苦になりませんでした。何よりも大人の怠惰を振り払う子ども達の力に目が覚めた思いです。

 

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