2025年の春節は、ベトナムのダナンへ家族旅行に行ってきました。
ベトナムにも「テト」と呼ばれる春節休暇があります。お店が開いているか不安だったのですが、駐在仲間の情報によるとそれほど問題ない、とのこと。こういう時に生の情報は助かります。
広州からダナンへは直行便がないので、ホーチミンかハノイで乗り継いで行くことになります。日本からはダナンへの直行便ができるようなので、これから人気が上がりそうですね。
我が家の場合、行きは広州→ホーチミン→ダナンと大きく南に通り過ぎてから北側に戻る経路でした。
帰りは、ダナン→ハノイ→広州と少しずつ北に進んでいく形。
行ってから気づいたのですが、ダナンと中国の海南島はめちゃくちゃ近かった。
どちらも「東洋の/アジアの/ハワイである」というのが謳い文句ですが、ダナンの方が欧米人が多く、街やお店の雰囲気が少しだけハワイ寄りかな、というのが個人的な感想です。

乗り継ぎ時の預け入れ荷物にご注意を
一つトラブルの共有を。今回も中国のC-tripから飛行機とホテルの予約をしましたが、
「行きのホーチミン空港では預け入れ荷物を回収しなくていいよー」
「帰りのハノイ空港では預け入れ荷物を回収してもう一度チェックインしてねー」
と、乗り継ぎ時の注意事項として上記のアラートが表示されていました。
気を付けるのは帰りだけなんだなー、楽だなーと思って現地に行ってみると、これが全くの逆でした。
ホーチミン空港で国際線のターミナルから国内線のターミナルに移動し保安検査も済ませ、いざダナン行きの搭乗口のゲートをくぐると、スタッフが集まって何やらゴニョゴニョ話しています。たまたま日本語ができるスタッフがいてくれて、「あなたの荷物がピックアップされずに国際線のターミナルに残っているので取りに行ってもう一度チェックインしてください」と。
なんですと。
聞いてた話と違うし、国際線のターミナルに取りに行って戻ってたら絶対に間に合わないじゃない。
焦る父、不安げな妻、絶望する息子、いたってマイペースな娘。
慌てる家族の姿を前に、空港スタッフの方から「1時間後の後続便に乗れます」と救いの言葉が。
息子と二人、ダッシュで国際線のターミナルに戻り、受付スタッフに伝えると我が家の荷物が脇に避けられて残っていました。これで荷物は安心。予定からは1時間遅れになりましたが、無事にダナン空港に到着することができたのでした。(追加料金も必要なかった)
帰りは、ダナン空港でのチェックイン時に「預け入れ荷物は自動で乗り換えるのでハノイ空港でのピックアップは不要です」とアプリの注意書きと真逆の説明がありました。
もう何も信じられない、とハノイ空港で預け入れ荷物を待ち続けるも、やはり荷物が出てこないので、国際線ターミナルに移動して確認すると「荷物は無事に乗り換えていますよ」と爽やかな回答が。
うん、ありがたいんだけど、どうしてもアプリの注意書きとのアンマッチが引っかかってしまう。
気になることは都度しっかり確認すべき、という旅の基本を思い出させてくれた出来事でした。
トピックス
今回は飛行機の乗り継ぎもあるので、思い切って四泊五日という過去最長の旅にしました。
出発は安い時間帯の飛行機にしたので、ダナン空港に21時半着。初日はホテルで寝るだけなので空港近くのお手頃な宿にして、二泊目以降から少しリゾートチックなホテルを予約しました。
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広州からダナンへ移動。21時半着予定が、1便遅れたことで22時半にダナン着。Grabでホテルに移動し、ベットがギシギシする宿で爆睡。乗り継ぎで色々あったけどスーツケースが無事で追加料金もなくダナンに着けて本当に良かった。
1/30
安宿ホテルの朝のバイキングは品数こそ多くないものの、一つ一つの料理が落ち着いた素敵な味をしていた(特にフォーや自家製ヨーグルト)。
午前はミーケビーチ周辺を散策。昼はカフェでバインミーやフラペチーノ、ベトナムカフェラテを堪能。
午後からホテル・グランヴィリオにチェックイン。プライベートビーチでサッカーしたりブランコしたり。夕方からホイアンを散策。モーニンググローリーで夕食。チキンライスとモーニンググローリー(空心菜炒め)が美味しかった。食後はジェラート屋さんでデザートタイム。
ホテル戻りのタクシー難民となり、結構歩いてホイアンから離れたところで何とかGrabがつかまった。
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朝はホテルのバイキング。味の感動はないけど安心する品数。食後はホテルのグランドゴルフで家族勝負に盛り上がる。娘がどうしてもプールに入りたいというので、予習も兼ねて少しだけプールと海に浸かった。
ランチは地元の有名なピザ屋(Pizza 4P’s)でピザを堪能してから、お散歩がてらに近くの日本人が経営する雑貨屋(Hoa Ly ホアリー)でお土産を物色し、ダナン大聖堂とハン市場をチラリと見学(ハン市場は半分ぐらいお休みだった)。
そのまま地元で有名なスーパーGOに行って、会社でばらまき用のお土産を確保。地元のお総菜なども興味深く観察する。おそらくテトということもあり、レジ係が少なく会計にとても時間がかかってしまった。
夜は五行山(マーブルマウンテン)の麓のローカルレストランで食事。安いのにどれも絶品だった。食事中に足元にカブトムシが遊びに来た。
2/1
妻が革靴を作りたいということで、ホテルのシャトルバスに乗って再びホイアンに。地元の市場はテト中も大賑わいだったが、革靴屋はお休みだった。カフェで少し休憩したあとは、カウラウバーレーでランチ。
ホテルに戻り、子どもたちはプールを満喫。プールのあとはプライベートビーチでサッカーをしたりブランコに乗ったりのんびり過ごす。浜辺にたくさんの椅子やハンモックがあるので、だらけるのに困らない。
夜ご飯は、ミーケビーチ近くのシーフードレストランに向かうも休業していた。グーグルMAPの「営業中」は結構あてにならない。ananというベトナム料理屋さんで食事をとる。ここも美味しかったので結果オーライ。
2/2
5:45にホテルを出発。朝が早かったのでGrabの運転手さんが本当に来てくれるか不安だったけど、早めにフロント付近で待ってくれていて一安心。チップはしっかり弾んでおいた。空港の売店でバインミーやマフィン、ベトナムコーヒーを食べて旅の余韻に浸る。

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