やだ、だから。

考えごと

6歳の娘がよく使う言葉だ。

お父さん、やだだからお母さんがいい。

トマトがやだだから、このピザいらない。

やだ、だから。

いやだと言えないのが、とてもかわいい。

かわいいから直してあげない。

 

逆に、汚い言葉やネガティブな言葉はできるだけ使わせないようにすぐ注意している。

悪い言葉は、悪い出来事を呼び寄せる。これは経験則の一つだ。

使ってみたくなる気持ちは分かる。大人も同じ。

子どもを叱る時に自分を戒めることも少なくない。言葉は凶器になる。

だから

「ダッッサ!!ほら、かかってこいやー!」 と

全力でお兄ちゃんを煽っている姿をみると

どこから手をつけるべきか頭が痛いんだ。

 

子どもたちの少しの言い間違いや聞きなれない使い方は、あえて静観している。

新しい言葉を使うことに戸惑いや恥じらいを覚えることなく、積極的になって欲しいから。

 

本気の反対語として「弱気」が使われるたびにクスリとしてしまう。

すごいことを「神!」と言ったり、格好いいことを「かっこよ」というのはユーチューバーの影響みたいだ。

 

そう遠くない未来に「その言葉ってどういう意味?」「流行ってるの?」と尋ねる頻度が増えるだろう。

「ナウいね」と返したら白目をむくだろうか。「どんだけー!」と追い打ちもかけてやろう。

 

それはそれで楽しみだ。

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