新しい天皇陛下の誕生日(2/23)に、初めて海キャンプへ行ってきました。
前日の2/22は、春の嵐が各地で吹き荒れたため「キャンプにならない」というツイートや書き込みが溢れており、海キャンに行くか内陸の野営地に行くかで、かなり悩んだ挙げ句、海キャンへ出発したのでした。
到着時は、まだまだ春の嵐継続中
昼前に到着したときは、絶望的でした。風が全然収まっていない。
天気アプリでは風速5mとあるものの、確実に10mは超えていましたね。設営をトライする気にもならない。
内陸に戻ることも考えましたが、ここから向かうとスムーズにいって約2時間強。めんどくさい。
お腹も空いてきたので、のんびり昼飯でも食べながら考えることにしました。
近くの定食屋さんでサザエ丼を頬張る
車で5分ほど走ったところにある御飯屋さんを訪れました。
結構な空腹だったので丼ものに目が眩み、物珍しさもあってサザエ丼を注文。
普通に美味しかったのですが、新鮮そうな刺し身や魚の天ぷらが隣の席に並ぶのを見て、軽く後悔しました。
海辺の御飯屋さんに入ったら、躊躇わずにお魚のメニューを頼むのが間違いない。勉強になりました。
料理が来るまでの間に、天気アプリやSNSをチェックし、春の嵐の今後を分析します。
春の嵐収束する
昼食後、改めて海岸に戻ると風がマシになっていました。おそらくこの時で風速4~5mぐらいかと。
これからも徐々に風が弱まる予報だったので、今日の野営地はここに決め、もう少し風が弱まるまで周囲を散策してみることにしました。
絶景に感動する
富士山と荒波が映える壮大な風景。私自身、海辺の景色が良いところで育ったので、海の絶景には耐性がある方ですが、感動しっぱなしでしばらく見とれていました。やはり富士山の存在感って凄い。
ロマンを掻き立てられる洞窟があったり
冒険感たっぷりの側道があったり。
伝わると嬉しいのですが、幼い頃に初めてグーニーズの映画を見たときのような気持ちになりました。
設営
なんだかんだ1時間以上は散策したので、その間に風はさらに収まり風速3mといったところ。ちゃっちゃと設営をしていきます。
設営はハンモックスタンドを置いてアンダーキルトを被せるだけ。雨の心配はないのでタープも貼りません。ハンモックに揺られながら海を眺めるのも気持ちがいい。
周囲はこんな感じ。お隣りさんはソログル仲間です。風が収まり、浜辺にテントが増えてきました。
黄昏時から宴開始
綺麗な夕焼けを眺めたあとから宴開始です。それぞれの焚き火台とテーブルを持ち寄って魔法陣を形成。
海鮮トマトスープを作っている間に、続々とお裾分けを頂きます。ハツ美味すぎ。
サザエを堪能したあとは、貝殻に日本酒を入れた貝酒を頂きました。
口いっぱいに広がる磯の香り。日本酒が苦手な私でも美味しかったです。ふぐのひれ酒に近い感じ。
お腹を満たした後は、取り憑かれたように焚き火を楽しみます。星が綺麗な夜でした。
毛布をひいたハンモックに潜り、寝袋から顔だけ出すと頭上に広がる一面の星空。BGMは砂浜に打ち寄せる波音。これぞ非日常。
満たされた気持ちでゆっくりと眠りに落ちていったのでした。寒くて何回か起きたけど。
朝から釣り
朝6時に目を覚ますと、ボートを積んだ車が続々と駐車場に入ってきました。ここからボートを出して釣りに行くようですね。魚群探知機なども積んでいて本格的。遊びに対する大人の本気を見ました。
昨日とはうって変わってべた凪の海。いろいろな海の表情が楽しめて良かった。
かくいう私も昨秋から釣竿を振ったりしているのですが、今回も生命反応はありませんでした。
朝食
私が釣竿を空振りしている間に、ソロ仲間が朝食を用意してくれました。いつも大変なご馳走。
ヨダレを垂らしながら完成を待ち望み、出来たてホヤホヤをありがたく頂戴いたします。
ベーコンエッグ、すき焼き、あさりの味噌汁、野沢菜。ガツガツ食べました。どれも本当に美味しかった。
飯盒に入っているのは食後のコーヒーです。ソロストーブレンジャーに吊るされ、絶妙な温度で維持されています。飯盒コーヒーがまた美味しいのです。
海キャンプは楽しい
初めての海キャンプでしたが、予想以上に充実したものとなりました。砂浜に打ち寄せる波音は、川のせせらぎとは一風違った趣があり、キャンプ地を選ぶ楽しみがまた広がった気がします。
釣りが上達すれば、海キャンプはもっと楽しめるものになりそう。今後がますます楽しみになりました。
おしまい
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