ようやく、通勤時に聴く音楽やラジオが楽しくなってきた。
この感覚に戻ったのはだいたい5週間ぶりだ。
仕事の忙しさが一定のレベルを超えてくると、身体が音楽やラジオを受けつけなくなってしまう。
聞いててイライラするとか、落ち着かない、とかいうのではなく、単に耳や頭に情報が入ってこなくなるのだ。
脳みそが「すみません、ただいま満席でーす」とお客さんに頭を下げてお断りしているイメージ。おそらくインプットできる余白がないのだろう。そういう時は無心で外を眺めるに限る。
逆に、再開できたときの喜びはひとしおだ。渇いたスポンジにダバダバと水が注がれるイメージで、耳から情報がグングン吸い上がってくる。
聞き飽きたはずの曲で感情が揺れ動くし、パーソナリティの澄んだ声色が心に沁みわたる。
やっと折り合いがついてきたな、と感じる。
と思った矢先に、仕事で心がザワつく出来事が起きてしまった。
再び、脳みその満席宣言が復活してしまう。
聴きたいラジオは溜まっているし、しばらく音楽の新規開拓もできてない。
しかし、やはりこういうときは外を眺めるに限るのだ。
やれるだけのことをやりながら、再び折り合いがつくのを慌てずに待つ。
Podcast(ポッドキャスト)=ネットラジオのススメ
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