勤め人記録⑤-気づけば管理職-

考えごと

一番大切なのは、人生を楽しむこと

仕事も勉強も人生を楽しむためにやること

自分の人生は、自分でデザインすること

人生を自分でデザインするのは楽しいこと

 

管理職編

勤め人にとってマイルストーンの一つである管理職。

幸か不幸か、37歳の年、コロナ渦中に管理職へ昇格しました。

それと同時に部下がうつ病(の手前)になった上、海外赴任が重なり、混乱に次ぐ混乱。

激動の管理職生活が始まりました。

(前回のお話(中堅社員後編)はこちら

 

15年目:2021年(管理職昇格+第二次新型コロナ期)

この年に管理職へ昇格しました。

もともと出世に興味がなかったのと、コロナで大変な時期に管理職になりたくないな、というのが正直な気持ちでした。一方、管理職への昇格は、上司や先輩の助けがないと実現しないことは理解しているので、感謝の気持ちだけは忘れないように強く意識していました。

気合いを入れなおして全力で頑張ろう、そう心に刻み、管理職生活がスタートして3日目

部下が適応障害(うつ病の手前)の診断書を出してきました

この部下は、1年前に係長に昇格したばかりだったのですが、個人的には係長に上げていけないタイプだと思っていました。

30歳前半で係長手前の中堅社員にも関わらず、

・人の話を聞かない
・意味や目的を理解しない
・同じミスを繰り返す

担当や窓口を変えて欲しいと社内からの苦情が多く仏のように優しいお客さんを激怒させてしまったこともありました。

当時の上司が優しく人で「部下の昇格は上司の義務だ」と強い意志をもって尽力したおかげで、何とか昇格できましたが、その後も成長が一向に見られず、その上司も昇格させたことを強く後悔していたほどです。

お医者さんからの診断書を出されてしまうと、会社としては当分復帰ができない前提で対応を考えるしかありません。

一方、当の本人は10営業日ほど休んだあとで「会社に戻りたい」と意思表示してきました。それ自体は良いことですが、「女性の派遣社員が怖いので代えて欲しい」「難しい仕事は回さないで欲しい」など、復帰の条件をあれこれ並べ立てるようになりました。

日を追うごとに甘えた発言が多くなったことから、カウンセラーの先生も「これはちょっと違うな」という感じになってきます。

本人が休んでいた10日間は1年で最も忙しい時期にあたるため、その期間を休みたい一心で診断書を取ったのでは、と話す同僚も少なくありませんでした(前の年の同じ時期にも、未遂があったことから)。立場上、会社では表立って同意することはできませんが、心の中では完全に同意見。

一方で、あまりに成長が見られなかったので、個人的には「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)」が根本的な原因ではないか、と疑っていました。

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結局、彼は1月から3月までの3か月間を休むこととなり、私は3月末に中国に赴任することになったので、年明け以降、彼と顔を合わすことはありませんでした。

彼が休んでいた期間の仕事はほぼすべて自分でやることとなり、日常業務に加えて引継ぎや海外赴任の準備も相まって、その3か月間の忙しさといえば、文字通り目が回りそうになるほどでした。

結局、管理職らしい仕事はほぼ何もできず仕舞いのまま、日本を離れることになります。

 

いざ、中国へ

新型コロナウィルスの感染拡大は一向に収まらず、緊急事態宣言が再び発出される中、日本を離れることになりました。当然ですが、送別会といった催しもありません。

日本にいる方のイメージとは逆だと思いますが、中国では実際に新型コロナウィルスを概ねコントロールできています。国としての統治の仕方が違うからこそ成せる業ですが、これには本当に舌を巻きます。

また、赴任先は中国4大都市である広州なので、最先端を感じることができます。とにかくITの発達は凄まじいものがあり、日本にいたときの価値観は完全に崩壊しました。

残念ながら、日本は中国に大きく追い抜かれていることを正しく自覚する必要があります。

一方で、まだまだ日本の方が優れている部分もたくさんあります。優れた部分をさらに磨き上げ、全体を底上げすれば、日本が再び返り咲く日は必ず来ると信じています。

15年間、営業しかやってこなかった私ですが、中国では、人事総務、財務、生産管理など、これまで経験してこなかった仕事をまさに今やっているところです。

現地の会社を成長させ、私自身は新しいことをたっぷりと吸収して、バージョンアップして日本に戻るつもりです。

 

おしまい

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